買い付け 7日目
am 9:00
あいにくの雨…
朝一は、デンマークヴィンテージを世界に広めた第一人者から買い付け。
彼がいたから今日のデンマークヴィンテージ界があります。
既に買い付けは3日目に行っているのですが、今日は彼のプライベートな秘密基地で会う事に。
引退してからはひっそりと趣味程度にディラー業を行っています。
8年前に我々が買い付けを始めた時から凄く良くしてくれていて、今でも買い付けの度に時間を
作ってくれます。
Finn Juhlにそっくりなウッドボウル(笑)
しかしいい作りです。
2脚目のハートチェア SETでは無くとも存在感があり好きな椅子です。
今回は美術的に美しい作品のみ買い付けます。
ホルムガード ガラス VASE
お土産にもらった缶バッジ(笑)メンテナンス時のエプロンに付けよう。
30分程移動して
超有名ディラーへ、担当者が辞めてしまい新しい担当者と顔合わせ。
なぜか昔から特別価格で買わせてもらっています。
立ち入り禁止の特別な場所も見学OK、しかしまだまだ相当あるもんです。
『暫く心配ない』
Jacob Kjærのサイドボード『美しい』そして最高のスネーカー
2月末スペシャルなJacob Kjærのキャビネとが到着します。画像でデンマークの重鎮に見せたら
『物凄い』と、彼をびっくりさせました。かなり羨ましそうに…
乞うご期待 !!
3件目のディラーへ
日本人のバイヤー弊社のみ(笑)、久々の再会でした。同じ世代に同じ家具の趣味
お客様の依頼品Finn Juhl、Wegner 以上の一級品の商談でした。
交渉は成立したので、後はお客様次第です。
オークションに頼り過ぎ注意、実はFinn Juhl / Wegnerの最高ランクは入手が出来ます。
驚いた事が世界は狭いものである国を経由して、ある椅子で彼と繋がっていた事に驚きました。
彼とは運命を感じました。
常にお互いのコレクションを自慢しあう(笑)
仕事は午前中で一旦終了
ランチタイム
おされな パニーニ
丁度いいお味
本日のメインイベント
Axel Salto Exhibitionへ
以前コペンハーゲン郊外で行われました。
『第二弾です』
公園の中に佇むミュージアム
8年間古本屋を周り沢山のAxel Salto作品集、陶器を集めてきました。
『彼に夢中です』
デンマークの芸術家アクセルサルト(1889年 – 1961年)は、植物の生命を器にした事で今日世界的に有名です。
陶芸に関する彼の作品はスタイルの問題以上のものです。それは偉大な動機づけのモチーフとしての変革の首尾一貫した、芸術的なビジョンの一部です – その自然がその成長において喚起することと芸術的な作品において創造されることの両方。自然からのインスピレーションを得て、Saltoは古典的な形の陶器の鍋、花瓶、鉢の抜本的な新しい解釈を生み出し、20世紀で最も先駆的な陶芸家の一人になりました。 1910年代 Klingenの共同創設者および編集者として。 1920年代半ばに彼は陶芸に興味を持つようになりました。デザインへのモダニスト的アプローチを陶磁器の職業に取り入れました。彼は3000以上のモデルを作り出しています。 Saltoは様々な場所で陶芸職人と共同で彼の陶器を作ります。線と形は浮き彫りで引っかかれたりモデル化され、釉薬で強調されています。 1930年代の彼の陶器には、円錐形、トウモロコシ、ウニから知られている自然の規則的な形があります。彼はまた、例えば彼のイメージの世界で必須のモチーフに立体的な形を与えるセラミックの形を作り出します。ギリシャ神話からの鹿そして図。 1940年代から50年代にかけて、Saltoはセラミック媒質の特異性とフォームとグレーズの合成により、より実験的になりました。彼は粘土を膨らんだ形に漂わせ、それによって釉薬は表面に厚くも薄くも置くことができます。デザインはまだ自然からインスピレーションを受けていますが、燃やされた粘土と溶かされた釉薬の間の出会いもそれ自体で美的研究となり、それは作品にオリジナルの彫刻的表現を与えます。この展覧会では、1920年代から1961年に亡くなるまでのSaltos製陶器の範囲、主な作品、あまり知られていない素材、そしてSaltoが最も気に入った釉薬の例が展示されています。彼の陶芸作品に加えて、彼の芸術作品の中で様々なメディア間の動機付けの関係を経験することができるように、絵、プリント本、そして絵画とデザインのいくつかが展示されています。
ラッキーな事にお客さんが全く居なかったので、学芸員の方が説明してくれながら見学する事が出来ました。
特に僕自身が長い間気になっていた事を全て答えてくれた『素晴らしい時間』
物凄い大事な質問なので、あえて書きません。僕しか知らない物凄く大事な内容です。
僕も研究者なんで…ネット調べだけでは足りない事が沢山ある時代
『一番大切なのは本でしょう』
殆ど持っています
興奮MAXの状態で、何時も世話になってる某所へ直行
『見つけた』Axel Saltoの装丁紙の古本を、なかなか見つける事は出来ない一品だそうです。
戦時中のパラシュート部隊から着想を得てデザインされた柄だそうです。
学芸員に聞いたばかりの情報です(笑)
今回の買い付けで狙っていた本
陶芸家 ALEV SIESBYE これまた超レアな本
Finn Juhlがコレクションしていた事でも有名
ALEV SIESBYEは1938年8月30日にイスタンブールで生まれました。1956年〜1958年にかけてイスタンブール美術アカデミーで彫刻を学んだ後、彼女はドイツに向けて出発しました。彼女は2年後にイスタンブールに戻り、Eczacibasi Ceramic Factoryのアートワークショップに参加しました。 1962年に彼女はコペンハーゲンのためにイスタンブールを離れ、芸術家として陶芸会社ロイヤルコペンハーゲンのために働きました。彼女は1969年に自分の工房を開きました。彼女は1987年までデンマークに住んでいました。 1975年から1990年まで彼女はRosenthal AGのためのセラミックデザイナーとして、そして1984年から2000年までロイヤルコペンハーゲンのために働いていました。 2007年に、彼女はトルコのPasabahce Glass Factoryのデザイナーになり、パリに住んでいます。
彼女はボウルをモデル化することによって陶芸家として国際的な評判を築いてきました。彼女はコロンバインの技術を使ってそれらを作り上げ、それからターンでそれらを終わらせる。 2002年に、彼女の作品の回顧展「A Ceramics Universe / 1964-2002」が、イスタンブールのトルコ・イスラム美術博物館とコペンハーゲンのデンマーク装飾美術館に展示されました。彼女は世界の34以上の主要美術館のコレクションに入っています。
そして、私は彼女の高価な作品を1つ買う事ができました。
明日は雑貨の大きな蚤の市があります。
今回はArt作品を中心に買い付け予定