finland 郊外買い付け 3/9
am 7:00 起床
いつも通りの朝食


この旅、初めての雨。
舞っていた埃が流され、空気は少し澄んだ気がする。
その代わり、足元は最悪。
濡れた地面に気を取られながら歩くことになる。
旅はいつも、少しの快適さと少しの不便が隣り合わせ。

買い付け開始。
1件目
カイ・フランク/ハックマンのカトラリーを大量に買い付けた。
しかし既にお客様からまとまった注文が入っており、追加しても足りない状況。
人気の高さを改めて実感することになった。

2件目
久々の登場、アイノ・アアルトのブックスタンド。
今回は2台を買い付けることができた。
最近は市場でもほとんど見かけず、価格もかなり高額になってきている。
改めて希少性を感じる一品。

3件目
1件目、2件目では素晴らしいトップピースを商談。
そして3件目では、魅力的な作品が大量に出たため、まとめて買い付けることができた。
特に、長年探していたアイノ・アアルトのボルゲブリック製カルフラ/ショットグラスの、最も入手困難なクリアーに遭遇。
これで私のコレクションとお客様のショットグラスは全色コンプリートとなった。
さらに、フィンランドのあるメーカーのブラック陶器に一目惚れ。
現地で最も有名な収集家も注目している作品で、今後大きく評価されるだろう。
フランスのGeorges jouveに近い作風で、非常に魅力的な一品。

最後のディーラーの前に、ヘスバーガーでランチを購入。
これでフィンランドのバーガーファストフードを完全制覇したことになる。



ここで驚きのハプニング。
歩いていると、鳥のフンが靴に着地。
妻に続いて、自分にも…2回目。
迷信通り、本当にこれでいいことが起こるのだろうか。
ちょっと笑えて、でも少しだけ期待してしまう瞬間だ。

田舎での全ての買い付けを終え、ヘルシンキへ戻る。
雨と霧、そして道路の汚れた水飛沫に晒され、車はどんどん黒くなっていく。
旅の余韻を背に、街へ向かう道すがらの一幕。

フィンランドの高級車に乗っている方でも、こうして車は真っ黒になってしまう。
潔癖症の私にとっては、とても受け入れられない光景だ。

デンマークとフィンランドで数日分溜め込んだ衣類を、まとめて洗濯に出す。
ここは15年愛用している某所で、信頼のおける場所だ。
おかげで、旅に持っていく服の量を半分に抑えられるのは、本当に助かる。

今回のヘルシンキ滞在先は、有名なベーカリー&カフェの上に位置するアパート。
部屋に入った瞬間、長年の買い付け旅で最も当たりの宿泊施設だと実感した。
高級ホテル以上の快適さを備え、ここでの滞在が一層楽しみになる。





キッチン、洗濯機、乾燥機――全てがパーフェクト。
旅先での快適さをここまで完璧に整えてくれる宿は、なかなかない。

空港に戻り、最初に使っていた10年以上前の扱いにくい車から、最新型にチェンジしてもらった。
やはり最新型は快適そのもの。
個人的に、車に求めるのは安全、安心、そして快適さ。



バウハウスに到着し、パッキング用のダンボールなどを購入。
さらに、海外の素晴らしいデザインアイテムも手に入れることができた。
今回も、ndamで海外のデザイングッズを多数販売する予定。



建築の仕事用に、レザー製の取手をいくつか購入。
キッチンやクローゼットの引き手として使うと、一段とオシャレさが増すアイテム。



今日は直感で入ったイタリアンでディナー。
偶然の選択が、思いがけず満足のひとときに変わる瞬間。




とにかく、全てが当たり。
美味しいパスタにピザで、1日の疲れがすっと癒された。

旅のお供に持参したインスタントコーヒーは、今回は猿田彦&POTERのコラボ。
ディーラーへのお土産としても喜んでもらえた。
明日はトップピースおじさんからスタート。
今回はデンマークもフィンランドも、バイヤーがほとんどいない時期。
いや、円安の影響で来なくなったのかもしれない。
そのおかげで、ゆっくりと理想的な買い付けができそう。