2026 finland + Denmark 買い付けの旅 最終日 3/14
am6:30 起床。
今日でデンマーク/フィンランドの買い付けの旅も最終日。
1階のベーカリーでクロワッサンとラテを購入。
まだ静かな朝の空気の中、次回の買い付けの予習を兼ねて15年ぶりにタンペレへ向かうことにした。
目的地までは約2時間。
ただひたすら真っ直ぐ続く道を走るドライブ。
北欧らしい静かな景色の中を進みながら、今回の買い付けを思い返す。

静かな街。
15年振りに訪れたが、あまり変わったという感覚はない。
インスタグラムで気になっていた店を数件まわり、ゆっくりと見学する。
次回の買い付けに繋がるかもしれない新しい発見を探しながら、店の雰囲気や品揃えをじっくり確認していく。







特に気になっていた店があった。
建物がやたらとアアルト建築の特徴を感じさせる佇まいで、ぜひ一度見学してみたいと思っていた場所だ。
しかし調べてみても、タンペレには本格的なアアルト建築は無いはず…と少し不思議に思っていた。
その建物には DENMARK VINTAGE店 が入っており、店主と名刺交換をして、この建物について詳しく聞いてみることにした。
すると驚いたことに、ここはアアルトの生徒が設計した建物で、アアルトのタイル、建具、照明などを使ったデザインされたものだという。
なるほどと思うと同時に、やはり建物の空気感はどこかアアルト的だ。
店主もこの建物をとても気に入っているそうで、「素晴らしい建築だ」と誇らしげに話してくれた。

最後に、Kaj Franck のカトラリーと、Timo Sarpaneva のグラス(左)を購入。
店頭でお茶をお出しする際に使用すると、「欲しい」というリクエストを頂くことが多く、
4個買い付けしました。
右に写っているとても大きなグラスは、どうやらレアなものらしい。
しかし残念ながら在庫は1つだけで、それ以上は手に入らなかった。
それでも、この旅の最後にふさわしい良い出会いとなった。

ヘルシンキに戻り、いよいよ旅のフィナーレ。
最後の訪問地はFinlandia Hall。
アルヴァ・アアルト設計のこの建物は、旅の締めくくりにふさわしい存在感を放っている。
建物の外観も内装も、光や素材の使い方にアアルトらしい繊細さと大胆さが同居しており、静かにその空間に心が満たされる。

少しだけオシャレをして






前回のコラムでは、改修工事が終わったFinlandia Hallの内外部の写真を掲載したので、今回は趣向を変えて、
前回予約が取れなかったレストランへ向かうことにした。
せっかくのフィナーレだから、建築だけでなく、食の体験も旅の思い出に加えたい。
期待に胸を膨らませながらレストランへ。




座席は、個人的に特にお気に入りのもので、普段は自分の事務椅子としても愛用している。
全ての椅子は、Maija Hikinheimo & Alvar Aalto の No.43 アームチェア。
座り心地の良さとデザインの美しさが両立しており、食事のひとときも心地よく過ごせる。




このレストランだけで味わうことができる、Alvar Aalto のスパークリングワイン。
もちろん、迷わず頂いた。
グラスを傾けるたびに、北欧の空気と建築、旅の思い出がふわりと重なり、特別なひとときを感じさせてくれる。

スタッフの方に我々の活動についてお話しすると、温かく受け止めてくださり、多くの心遣いやサービスをしていただいた。
建築やデザインだけでなく、人とのつながりや気持ちの交流も、この旅の大きな財産となった瞬間。

3コースメニュー



どれもこれも美味しい食事と、スタッフの方との楽しい会話で、場は終始盛り上がりました。
旅の最後に、心から満たされる素晴らしい思い出を作ることができた瞬間でした。


明日はいよいよ帰国です。
今回のコラムに最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
また、インスタグラムやメール、LINEでの多くの売約済みのご連絡もいただき、
心より感謝申し上げます。
帰国後は、持ち帰った雑貨の販売会の準備を進め、改めてご案内を告知いたします。
さらに、今回買い付けた数多くの商品リストもできるだけ早く公開できるよう、
準備を急いでまいります。
旅の締めくくりとして、皆さまとこの体験を共有できたことが何より嬉しいです。