denmark 買い付け 3/5

am 6:00 起床
朝食をとってコペンハーゲンへ

気温3℃。
霜の降りた朝、澄んだ空気と静かな光。
その美しい景色に、心がそっと魅了される。


車を走らせること二時間、最初のディーラーに到着。
数あるディーラーの中でも、ここはひときわ景色の美しい場所。
澄んだ空の下、いつものように大きな鳥が、静かに私たちを出迎えてくれる。



今日はスタートから素晴らしい出会いがありました。
Finn Juhl の BO103 デイベッド。
長年の買い付け経験の中で初めての出会いとなる、まさにレアピースです。
今回、ちょうどデイベッドを探していたので、この出会いは本当に嬉しいものでした。

Steel & Teak Boots

他、Hans J. Wegner / oak / Sideboardなどを買い付け
その後、車を30分走らせ、パートナーの倉庫へ到着。
扉を開けると、事前に買い付けていた家具たちが整然と並び、同時に追加でチェックした商品もずらり。
まとめて必要な家具を手に入れられた瞬間、思わず笑みがこぼれました。
最近は日本人バイヤーもあまり現地に来なくなり、皆SNS経由で仕入れ、発送しているそうです。
そんな中で、現地の方に「君たちはOLD STYLEだな」と言われたとき、ちょっと誇らしい気持ちになりました。
15年通い続け、現地で自分の目で確かめ、手で触れることでしか出会えないお宝がある
このスタイルの価値は、やはり変わらないと改めて感じます。

SMK – Statens Museum for Kunst
コペンハーゲン国立美術館へ


ANNA THOMMESEN
ndamに展示している作品


ランチ

有名なクロワッサンを口に運ぶと、しっとりとした生地がほどけ、思わず舌鼓。パスタもまた絶品で、どの料理も丁寧に作られており、ミュージアム内のカフェとしては非常にレベルが高いと感じました。



アンナ・トメセン(1908–2004)は、20世紀デンマークのテキスタイル芸術を代表する作家の一人であり、約50年にわたる制作活動を通して独自の織物表現を確立しました。1930年代後半、画家としての経験を持っていた彼女は織機と出会い、新たな芸術的空間の中でより直接的な表現を探求し始めます。
初期の作品は、当時まだ高価だったウール糸の代わりに、安価なぼろ布を素材として制作されましたが、それらは現存していません。
1940年代には、生涯にわたり展開される幾何学的な構成様式が確立されます。中心的なモチーフを軸に、わずかなずれを伴いながら対称的に配置される構図は、図と地が明確に分離しつつ互いに独立した要素として機能する特徴を持っています。
初期のラグは赤・青・黄・緑などの鮮やかな合成染料で織られていましたが、1943〜1948年にボーンホルム島に滞在した経験を契機に植物染料へと関心を深めます。ノコギリソウやアカネ、タンジーなどの植物を用いて糸を染め、複数の染料液に浸すことで微妙な色調を生み出しました。作品は主にキリム、またはロラカン技法によって織られ、織機の構造が生み出す直線的な構成が造形の基盤となっています。
彼女のラグは床に敷くことも壁に掛けることもでき、実用品であると同時に空間を彩る芸術作品として存在します。トメセンはデンマークを代表する建築家であり家具デザイナーである Finn Juhl とも親しい交流があり、彼が自ら設計した自邸にはトメセンのラグが敷かれていました。
建築、家具、テキスタイルが一体となる北欧モダニズムの思想の中で、彼女の作品は重要な役割を担っていました。
職人技と自由な芸術性のあいだを行き来するトメセンの作品は、自然、色彩、素材への深い関心を背景に、デンマーク・モダニズムにおいて独自の位置を占め続けています







Finn Juhl

アンナ・トメセンの圧巻の展示内容に、思わず見入ってしまいました。以前に入手していたおかげで、
改めてその価値を実感しています。
今回、ndam にて販売用として、図録2種類をそれぞれ4冊ずつご用意しました。
フィン・ユールファンの皆さまにはぜひ手に取っていただきたい、特別な書籍です。


一旦、ホテルにチェックイン。
今回は念願叶って、ルイスポールセン 関連会社 Audo にて2泊することになりました。
Audoはフレミング・ラーセンやイプコ・フォドラーセンなどの家具を手掛けるメーカーであり、美しいデザインホテルも運営しています。
最近オープンしたばかりの海沿いのエリアに位置しており、周囲にはデンマークデザインの素晴らしい建築が立ち並ぶ景観が広がります。
ホテルの1階には、コペンハーゲンでも話題のカフェが併設されており、滞在自体が特別な体験になる素晴らしいホテルです。












次はKlassikへ





相変わらず素晴らしい雰囲気
最後は大変お世話になっている重鎮の元へ
非公開な方
また今回も凄い作品を用意してくれました
要検討 『欲しい』


お客様に教えていただいたHART
話題のカルダモンクロワッサンを購入しに

明日のランチ用に4種類を購入しました
今日のディナーはホテルの隣にあるレストラン
Restaurant VIE








ビブグルマン掲載のお店だけあって、ディナーは期待以上の美味しさでした。
味付けには醤油やおたふくソースベースのものもあり、日本人にはどこかほっとする味わいで、面白くも心地よい体験でした。