finland 買い付け 3/10
今日は晴れのヘルシンキ

ご飯と味噌汁の朝食。
海外にいると、こういうシンプルな日本の味が身体に染みる。
温かい味噌汁で体を目覚めさせ、今日の買い付けが始まります。
向かうのはヘルシンキ郊外。
今日の目的は、Alvar Aalto作品。
静かな北欧の朝の空気の中、車を走らせながら、どんな出会いが待っているのかを想像します。


1件目のディーラー(通称おじさん)。
相変わらず、素晴らしい内容で迎えてくれる。
並ぶのは、Alvar Aaltoの家具や雑貨。
およそ20点ほどを一つ一つ丁寧にチェックしていく。
その中に、思わず手が止まる作品があった。
今回の買い付けの中でも、群を抜いて素晴らしい一品。
一気に「買い付け候補トップ」に
2件目のディーラーへ
依頼品のA809 AALTOランプを確認

AALTO LAMP 2台が候補に上がる。
状態やオリジナルパーツの有無、細かなコンディションまで丁寧にチェック。
北欧ヴィンテージは、こうした細部が価値を大きく左右する。
他にもいくつか気になる品を確認しながら、ひと通り目を通す。
買い付けは勢いも大切だが、冷静な判断も同じくらい重要。
ディーラーの元を後にし、次の場所へ向かう。
まだ今日の一日は、始まったばかり。

ヘルシンキに戻り、いつものお気に入りのドイツ料理店でランチ。
相変わらず店内は混み合っている。
地元の人たちにも愛されている店であることがよく分かる。
温かくしっかりした味の料理をゆっくり味わい、束の間の休憩。
朝から動き続けた身体に、心地よい満足感。

3件目のディーラー、今回初めて訪れる場所。
若者が出迎えてくれ、爽やかな雰囲気の中でのチェックとなった。
Alvar Aaltoの「90A Round Dining Table Gray リノリウム φ100cm」。
分かりやすく、状態も良く、価値の伝わるアイテムが見つかる嬉しい瞬間。
若者は我々の年齢を2〜3歳差くらいと思っていたらしく、実際は20歳も離れていたことに最後に驚いていた。

家具の買い付けは、今日のところはここで終了。
かなりの点数をチェックしたので、全てのディーラーを回ったうえで慎重に決定することにした。
ひとまず家具は脇に置き、次は雑貨の買い付けへ。

1件目から早くも凄い出会い。
Maire Gullichsen × Artek × Iittala のピッチャー。
これまで持っていなかったLサイズで、存在感も抜群。
ミュージアム展示用として、迷わず買い付け。
小さな雑貨でも、その歴史やデザインの背景を思うと、胸が高鳴る。

2件目は、長年お世話になっているディーラーのもとへ。
事前にやり取りはしていたが、やはり店内は素晴らしい内容。
スパークリング、白ワイン、赤ワイン、ビール…あらゆる種類のグラスを一つ一つチェック。
Tapio Wirkkala をはじめ、多くのデザイナーによる希少かつ美しい作品を買い付け。
今回、狙っていた作品も手に入れることができ、大きな収穫となりました。
フィンランドガラスは、デンマークのローズウッドやチークのダイニングテーブルとの相性も抜群。
可愛いイメージだけでなく、エレガントで美しい作品が多数あるのが魅力です。
帰国後には、「大人のグラス販売会」をぜひ開催したいと思います。

今日の買い付けを終え、アパートの一階にある 『Bakery-Eatery Levain Ullanlinna』 でディナー。
この店は、朝はベーカリー&カフェ、昼はランチ、夜は落ち着いた雰囲気のレストランに。
1日を通して、まるで別々の顔を見せる不思議な場所。

毎日、アルコール摂取


今日のチャレンジメニュー。
海外では生牡蠣をほとんど食べない、我慢できず挑戦。
口に入れると…最高に旨い。
香り、甘み、海の味わい、すべてが完璧で、思わず顔がほころぶ。
そして幸いにも、あたることなく無事でした。

牡蠣だけでなく、ステーキもこの店の看板。
焼き加減は完璧で、肉の旨味がぎゅっと詰まった一品。
牡蠣とステーキ、どちらも最高のクオリティで楽しめる。
毎回ヘルシンキに来るたびに訪れたい、心からそう思えるレストランです。

締めのデザートはタルトタタン。
キャラメリゼされたリンゴの香ばしさと、程よい酸味のバランスが絶妙で、一口ごとに幸せを感じる。
ディナーの最後まで、北欧の美味しい時間が満喫できました。
