finland 郊外 3/8
am 7:00 起床
昨日は気絶するように20:00に就寝。
気がつけば、11時間も眠っていました。
ここ数日の移動と買い付けで、身体には相当な疲労が溜まっていたようです。
決して高級とは言えない田舎の小さなホテルですが、どうやらこのベッドは私の身体に合っていたようで、
久しぶりに深く、静かな眠りにつくことができました。
旅の疲れがすっと抜けた朝です。

海外買い付けの際に外せないアイテム
香水、フットクリーム、そしてハンドクリーム。
香水は嗜みとして。
長い移動や人と会う機会が多い買い付けの旅では、
気持ちを整える小さなスイッチのような存在です。
フットクリームは消臭対策。
一日中歩き回る買い付けでは、意外と重要な必需品。
そしてハンドクリーム。
北欧の水には石灰分が多く含まれているため、
手を洗うだけでもすぐに乾燥してしまいます。
油断すると、あっという間に手がカサカサに。
旅先では、こうした小さな準備が
思いのほか大きな快適さにつながります。

近年、海外用に導入した小型ドライヤー。
海外のホテルに備え付けられているドライヤーは、
残念ながら性能が低いことも多く、風量も弱いものが少なくありません。
そこで数年前から、小型のドライヤーを持参するようになりました。
非常にコンパクトでありながらパワーも十分。
荷物にもならず、旅先では想像以上に重宝しています。

毎朝のルーティーンはスニーカー磨き。
この時期のフィンランドは、砂埃がとにかくひどい。
一日歩き回るだけで、靴はまるで数日履き続けたかのような状態になります。
朝、出掛ける前にスニカーシャンプー&ブラシをかけます。
それだけでも靴の表情はずいぶん変わります。
新品の靴をおろしたくない…
そんな気持ちになるほど、あっという間に汚れてしまう環境ですが、
それでも手入れをして履き続けるのも、旅のひとつの楽しみかもしれません。






田舎のホテルではありますが、
有名なチェーンホテルだけに朝食はなかなか充実しています。
中でも驚いたのは、私の好物のクッキー BISCOFF が
スプレッドになって置いてあったこと。
クロワッサンに塗って食べてみると、これが実に相性抜群。
思わず顔が緩む、朝のささやかな至福の時間となりました。
これはスーパーで買って帰らないといけません。
そして毎朝の習慣。
海外ではどうしても野菜不足になりがちなので、青汁を一杯。
少しでも体調を整え、
今日も良い買い付けが出来ることを願いながら、
一日が始まります。



寝ている間に、デンマークの一級品を長年提供してくれている友人から、今回もとんでもない作品のオファーが届きました。
アルネ・ヤコブセンが1949年、ホテル コダンのためにわずか10台のみ製作した特別なフロアーランプです。ルイスポールセンの雑誌「LPニュース」にも掲載された幻の照明で、シェードは特別仕様となっています。
*お世話になっているお客様にご連絡し、すでに売約済みとなりました。
彼は私が訪れることを決めると、必ず驚くべき逸品を用意してくれるのです。


買い付け前と、買い付け中に見つかった素晴らしい作品は、日々お客様にご連絡し、すでに売約済みとなっています。
こうして良い買い付けができている実感を、改めて感じています。

私たちは少しだけお酒をたしなみます。
今回の買い付けでは、ウィスキー、ワイン、シャンパン、ビールに合う美しい作品を、時代やデザイナーにとらわれず買い付けています。
あくまで「自分たちが使いたい」という視点で選んでいるのです。
普段は Romantica Rock Glass/Tapio Wirkkala を愛用しており、今回見つかった個体はすべて買い付けました。

カトラリーは、個人的に今使いたいと思い、カイ・フランク/ハックマンの作品を大量に買い付けました。

日曜日でも多くの仕入れ先が営業していて非常にありがたい



今回の買い付けで、妻が興奮したのは ARABIA 製「パン屋夫婦の柄」ビアグラス です。
パン好きの方や、パン屋さんには刺さるデザインかもしれません。
……ただ、よく考えるとパン屋とビールはあまり結びつかないですよね。なぜビアグラスなのか、不思議です。
しかし、セットで見つかったため迷わず購入しました。
この ARABIA BEER MUG “MOTHER LEPORI” は、フィンランドの名陶磁器ブランド ARABIA(アラビア) が手掛けたヴィンテージのビアマグです。
ユニークなモチーフ入りで、普段使いだけでなく、北欧デザインのアートピースとしても楽しめます。
こうした希少な装飾入りのビアマグは、ヴィンテージ市場でも注目されるアイテムです。



初日はバーガーキング、今日はマクドナルド、そして最後はヘスバーガー。
まるで北欧ファストフード巡りツアーのようですが、旅の合間の小さな楽しみとして欠かせません。
各国の味の違いや、ちょっとした発見も楽しみながら回っています。

日本の漫画もよく見かけます

気温は6度を超え、私はセーター一枚で十分な状況です。
フィンランドの3月は、東北出身の私にとってはたいした寒さではありません。
しかし、たまに現地の人がダウンジャケットを着ているのを見かけると、少し不思議に思います。


かなりの仕入れ先を回り、4箱分もの大量の買い付けを行いました。
全て、個人的に「良い」と思ったものばかりで、市場の評価は一切無視しています。
基準は、無地/白・黒・クリアガラス/ミニマルでモダンなデザイン。
国や時代は関係なく、自分たちの感性だけで選び抜いています。



常宿に到着しました。
広く、綺麗で、とても快適です。
明日はいよいよ Alvar Aalto 関連の仕入れが始まります。
ついに本番のスタートです。